豊かな環境と資源を未来へ
レジ袋有料化をきっかけに
地球環境問題について考えてみませんか?
私たちが暮らす岩手県は、素晴らしい環境と資源に恵まれた地域です。
そして、この素晴らしい環境や資源を未来へ引き継ぐことは、私たちの大切な使命ともいえます。
今、わが国は、プラスチックによる海洋汚染問題、アジア諸国の禁輸措置に伴う廃プラスチックの国内における処理、日々大量に発生している食品ロスの問題など、さまざまな環境問題に直面しています。
こうした環境問題について現状を見過ごすことなく、行政・企業・団体・県民が、課題を共有し、自然環境の保全及び廃棄物の削減を目指して行動することが大切です。
国や岩手県においても、様々な取組みが行われていますので、県民みんなで、取り組んでまいりましょう。
岩手県の取組み
(担当部署:岩手県 環境生活部 資源循環推進課 資源循環担当)
循環型社会の形成(ごみ減量・3R)の推進
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1005634.html
私たちに大きな恩恵を与えてきた「大量生産・大量消費型」の経済社会活動は、他方で、膨大な量の廃棄物や環境負荷、天然資源の枯渇、地球温暖化問題などの環境影響の問題を生じることになりました。
こうした状況に対応し、「持続可能な社会」の実現のために必要な「循環型社会」の形成に向けた道程を明らかにするため、平成12年、循環型社会形成推進基本法が制定され、この法律の中で、循環型社会の形成のための「3R」の考え方が導入されました。
循環型社会とは
資源採取、生産、流通、消費、廃棄などの社会経済活動の全段階を通じて、廃棄物等の発生抑制や循環資源の利用などの取組により、新たに採取する資源をできるだけ少なくした、環境への負荷をできる限り少なくする社会をいいます。
3R(スリーアール)
3Rとは次の3つの言葉をあらわしています。
Reduce(リデュース)= ごみの発生抑制
Reduce(リデュース)は、ごみの発生を抑制し、ごみを減らすことです。
買い物の時にレジ袋や過剰な包装を断る、必要な物だけ必要な量を買うなど、ごみの発生を少なくし、ごみを減らすことが必要です。
Reuse(リユース)= 再使用
Reuse(リユース)は、ものを繰り返し使用することです。
中身を詰め替えて利用するなど、直ぐに ごみとして捨てずに繰り返し使用し、ごみが出にくいように行動することが求められています。
Recycle(リサイクル)= 再生利用
Recycle(リサイクル)は、再び資源として利用することです。
リサイクルが進むように、市町村のごみ収集のルールを守り、分別して資源回収に出す、集団回収に協力することが必要です。
「3R」とは、これら3つの単語の頭文字のRをとったものです。
そして、「3R」は、順番が大事です。ごみを減らす、ごみになるようなものを減らすこと(Reduce・リデュース)を第一とし、次に、使えるものは繰り返し使い(Reuse・リユース)、そして、どうしても使えなくなったものは、再び資源として使えるように再生利用(Recycle・リサイクル)することが大事です。
「循環型社会」の形成のためには、事業活動や日常生活を、「もったいない」の考え方に即した「3R」を基調としたものにする必要があります。
いわて3R推進ガイドブック(パンフレット)
https://www.pref.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/644/panfu201702.pdf
いわて3R推進ガイドブック(ダイジェスト版)
https://www.pref.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/644/reaf2017.pdf
岩手県3R推進キャラクター「エコロル」
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1005644.html
岩手県では、ごみの減量化とリサイクルを推進するため、古くからある”もったいない”という知恵を活かし、 Reduce(リデュース):ごみの減量化、Reuse(リユース):くりかえし使う、Recyle(リサイクル):資源として再生利用する、の3R(スリーアール)に基づくライフスタイルの実践を呼びかける『もったいない・いわて3R運動』を展開しています。
そして、平成25年11月にこの運動の一環として岩手県3R推進キャラクター「エコロル」が誕生しました。
エコロルは、食育キャラバンや幼稚園・保育園訪問事業、そのほかイベント出演等を通して、県民の皆様に3Rを広めるため日々飛び回っています。
「いわて三ツ星ecoマナーアクション」の実施
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1020275.html
私たちが暮らす岩手県は、素晴らしい環境と資源に恵まれた地域です。そして、この素晴らしい環境や資源を未来へ引き継ぐことは、私たちの大切な使命ともいえます。
今、わが国は、プラスチックによる海洋汚染問題、アジア諸国の禁輸措置に伴う廃プラスチックの国内における処理、日々大量に発生している食品ロスの問題など、さまざまな環境問題に直面しています。
こうした環境問題について現状を見過ごすことなく、行政・企業・団体・県民が、課題を共有し、自然環境の保全及び廃棄物の削減を目指して行動するため「マナーを守り いわての豊かな環境と資源を 未来へ」のスローガンのもと県民運動として、『いわて三ツ星ecoマナーアクション』に取り組んでいます。
いわて三ツ星ecoマナーとは?
いわて三ツ星ecoマナー1 「ごみのポイ捨てや不法投棄をしない」
いわて三ツ星ecoマナー2 「レジ袋などの使い捨てプラスチックの使用は控える」
いわて三ツ星ecoマナー3 「食事は 楽しく・おいしく・残さず食べる」
海洋ごみ対策啓発用のパンフレットの作成
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1031473.html
岩手県では、海洋ごみ問題に対する興味や関心を持ち、理解を深めてもらい、日々の暮らしの中でごみの分別や使い捨てプラスチックの使用量の削減など、できることから取り組んでもらうため、「海と日本プロジェクトin いわて」(事務局:IBC岩手放送)との連携により、小学校高学年生向けの啓発パンフレットを作成しました。
学校や団体等における環境学習などの機会にご活用ください。
https://www.pref.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/031/473/pamphlet_r3.pdf
「クリーンいわて運動」の実施
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1022118.html
岩手県では、昭和59年から「クリーンいわて運動推進要綱」に基づき、地域におけるポイ捨てや不法投棄の防止、清掃活動の実施による快適な生活環境の保全などに取り組む県民運動としてクリーンいわて運動を実施しています。 この運動は、年間を通して実施するものとし、6月5日の「環境の日」を含む「環境月間」(6月1日~6月30日)を強調期間としています。
エコショップいわて認定制度
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1019306.html
岩手県では、市町村などと協働で『エコショップいわて認定制度』を実施しています。
「エコショップ」とは、ごみの減量化やリサイクルに積極的に取り組むお店のことです。県と市町村(一部を除く)が、小売店または飲食店で、ごみの減量化やリサイクルについて、自ら目標を立てて目標に取り組む店舗を「エコショップいわて認定店・エコレストランいわて認定店」として認定しています。
認定している店舗は下記の一覧をご覧ください。
環境に配慮した取組を行っている「エコショップいわて認定店」をぜひご利用ください!
国の取組み
3R政策(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/
レジ袋削減にご協力ください!(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html
レジ袋有料化Q&Aガイド(財務省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・環境省)
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/document/pamphlet_a4.pdf
プラスチック・スマート(環境省)
http://plastics-smart.env.go.jp/
レジ袋チャレンジ(環境省・経済環境省)
http://plastics-smart.env.go.jp/rejibukuro-challenge/
ODAと地球規模の課題(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/index.html