緊急避妊薬販売に係るモデル的調査研究に関して会員・薬局向け案内について
2023.11.28
令和5年11月28日
保険薬局 各位
一般社団法人岩手県薬剤師会
会長 畑澤 博巳
緊急避妊薬販売に係るモデル的調査研究の実施について
平素より当会に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、岩手県薬剤師会では日本薬剤師会が厚生労働省医薬局審査管理課から委託を受けた「緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業」 につきまして日本薬剤師会が事業実施者として研究班の実施計画に基づいた事業を実施いたします。
本事業は、一定の要件を満たす特定の薬局に限定し、試行的に女性への緊急避妊薬の販売を行うことを通じ、緊急避妊薬の適正販売が確保できるか、あるいは代替手段でも問題ないか等を調査解析するもので、全都道府県において実施するものです。
このモデル的調査研究は、研究に協力する薬局(既に確定)が一定の条件のもとで緊急避妊薬を販売するものです。他の薬局におかれましては処方箋による調剤以外で緊急避妊薬を販売することはできませんので、法令順守に徹し、くれぐれも誤って販売することがないようお願い申し上げます。
また、緊急避妊薬の購入を求める方から問い合せがあった場合は、「緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業」に関する研究班開設ホームページを案内していただくようお願い申し上げます。
[通常の緊急避妊薬の調剤] ⇒産婦人科の受診が必要
*院内処方による調剤
*院外処方箋持参による調剤
*オンライン診療に係る緊急避妊薬の調剤(処方箋あり)
[モデル的調査研究による緊急避妊薬の販売]
*調査研究の協力薬局のみ販売可能(販売時アンケート調査等あり)(県内3薬局リストに掲載)
※緊急避妊薬の購入を求める方へのホームページの案内
日本薬剤師会ホームページ[URL:nichiyaku.or.jp]
⇓
「緊急避妊薬一部薬局で試験販売」[URL:pharmacy-ec-trial.jp]
「緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業」
(厚生労働省医薬局医薬品審査管理課委託事業)
【問合せ先】
医療保険委員会 押切昌子
電話 019-625-1927
(会営 内丸薬局)